FabbricaKM

Malgrado tutto, la vita e` bella, degna di essere vissuta.


- 始めに -

このページのタイトルは、「Lato Oscuro」. 英語では「Dark Side」だ。(←間違ってたら教えて)

僕は自分のうつ病を、うつ病とは呼ばない。ダークサイドと呼んでいる。勿論、スターウォーズの影響だ。自分の病気をうつ病と呼ぶと、それだけで気分が凹む。だからダークサイドと呼んでいる。

ダークサイドと診断されて、もう7年近くになる。初めてダークサイドだと告げられた時(2006年5月の事だ)、信じられなかった。自分がダークサイドになるなんて信じられない、と言う意味ではなく、ダークサイドと言うものに無知だったからだ。

ノイローゼと言う言葉の方がイメージがわいた。正しいイメージだったか分からないが、「あの人はノイローゼだから」なんて話は何度も聞いた事がある。大学生時代に、中学校時代のクラスメートが「彼はノイローゼになったらしい」と言う話を聞かされたし、近所で生まれ育った幼なじみが、20代後半に自殺した時には「ノイローゼ」だったと言う話も聞いた。

だけどうつ病と言う言葉には縁が無かったと思う。

今では、ノイローゼとうつ病の違いは、文献に書かれている定義の違いなら分かる。だけど、外面的な症状は似ていると思うし、それらの患者を見てもどちらかだと判断とは出来ないだろう。別に医者じゃないから、その能力は必要ないんだが。

僕のダークサイドも大分良くなって来た。良くなるにつれて、自分のダークサイドと向き合える勇気が少しずつ膨らんで来たと思う。以前は、ダークサイドと診断された1年くらいは、ダークサイドを病気として理解しようなんて思わず、ダークサイドの本を読もうとも思わなかった。ダークサイドの本を読み、ダークサイドを理解し、自分のダークサイドの治療に役立てようと考えられるようになったのは、この3年くらいだと思う。

ダークサイドは心の風邪、と言う人もいるが、ダークサイドの治療は、軽い風邪のように一筋縄ではいかない。患者によって、症状も有効な治療も様々だ。将来、精神医学や脳医学が進歩したら、ダークサイドはもっと細分化されて診断されるのではないだろうか?。具体的な名前は考え付かないが、何々型のうつ病とか、全く別の名前の病気として呼ばれるとか。

だから、僕一人の体験を語る事が、誰かの役に立つか全く分からない。誰かの救いになるだろうか?。
たった一人でもいい。僕の体験談が誰かに勇気や希望を与える事が出来たら。そう願いながら、僕とダークサイドの付き合いを語ろうと思う。

きっと長い時間が必要だが。




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