|
意味のない腐れ野郎が、今日も駅前で吠えているよ、グロリア
お前らには価値がないって
安全な所なんてないんだと
だから俺は逃げる
逃げ続けるんだと、昨日と同じ叫び声
きっと明日も同じだろう
だったらワルツを踊ろう、グロリア
悲しみが、この星の飲み込むその日まで
俺たちにはバーボンさえあればいいんだから
今日まで懸命に生きて来たさ、俺なりにね
だけど俺は何物にも成れない、ただのケチな男で終わるらしい
気が付いたら、俺の身体には、夢とか希望ってヤツは消えていたよ
もう何にもない、何も残っていないんだ、悔しささえも
だからワルツを踊ろう、グロリア
そうすれば失った魂を感じられるかも知れない
バーボンを安く買える店を知っているんだ
もうすぐ僕の命も終わる時が来るだろう
構わないさ
僕の名前が残るのは、戸籍だけだろう
悲しんでくれる友達もいない
仕方ないさ
だけどグロリア、君の胸には残っていて欲しいんだ
びしょ濡れの野良犬から生まれ変わろうと必死だった馬鹿な男の名前を
今晩だけはワルツを踊ろう、グロリア
バーボンを飲みながら
もう、それだけで
それだけでいいんだ
|