Peter Ferdinand Drucker

- Peter Ferdinand Drucker -

イノベーションを成功させるには、焦点を絞り単純なものにしなければならない。
誰でも自らの強みについてはよく分かっている。だが、たいていは間違っている。わかっているのはせいぜい弱みである。それさえ間違っていることが多い。
誰かが勇気ある決断をしなければ、どんな事業も成功しないだろう。
驕るな。企業は社会に存在させていただいているものだ。
成果をあげる人の共通しているのは、自らの能力や存在を成果に結びつける上で、必要とされている習慣的な力である。企業や政府機関で働いていようと、病院の理事長や大学の学長であろうと、まったく同じである。私の知る限り、知能や勤勉さ、想像力や知識がいかに優れようと、そのような習慣的な力に欠ける人は成果をあげることができなかった。成果をあげることは一つの習慣である。習慣的な能力の蓄積である。習慣的な能力は、常に習得に努めることが必要である。習慣になるまで、いやになるほど反復しなければならない。
昨日を捨てよ。自分が得意だと思っていることに溺れるな。物事の「本質」を鋭く透察する心を持て。
未来を語る前に、今の現実を知らなければならない。現実からしかスタートできないからである。
未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだ。未来を予測しようとすると罠にはまる。
自らが自らに求めるものが少なければ成長しない。だが多くを求めるならば、何も成長しない者と同じ程度の努力で、巨人にまで成長する。
なにかが成し遂げられるときには、かならずその使命のほかには何も考えられない偏執狂的な人間がいるものだ。
学ぶことのできない資質、習得することができず、もともと持っていなければならない資質がある。他から得ることができず、どうしても自ら身につけていなければならない資質がある。才能ではなく真摯さである。
できることから始めるのではなく、正しいことから始めるのです。

FabbricaKM

Malgrado tutto, la vita e` bella, degna di essere vissuta.